今やネット社会で、テレビの視聴率が落ちていると言わていますが、「子供がテレビの見過ぎで困っている」という親御さんは未だに多いのではないでしょうか?
テレビの時間のルールを決める、ということは少なからず試している事でしょう。
それでもやはりテレビを見たい欲には勝てないものです。
悩んでいる人
子供がテレビの見過ぎで気になっている。テレビの見過ぎにならない、いい案は無いかな?毎日子供を見張ってもいられないので子供が自発的にテレビ以外のことに取り組んでくれないかな?
という悩みにお答えします。
本記事の内容
2.テレビの時間制限をしたら悪化した時の対応
3.子供が自発的に取り組むための支援策
この記事を書いている私は、高校生から小学生まで3人の子を持つ、現役お母さんです。数年前に同じように悩んできました。
家にずっと居がちな大人しい子にとって、テレビがお友達になりがちな気持ち、痛いほど分かります・・
※この記事は3分ほどで読むことができます。3分後には、「子供のテレビの見過ぎ」で悩んでいたことが解決し、スッキリしているはずです。
子供のテレビの見過ぎが気になる時の対応策3つ
子供のテレビ時間が気になる・・ これは見過ぎだと思うが、言う事を聞いてくれない・・
という時ありますよね。
そんな時の対応策について3つ挙げてみました。
2.約束(ルール)の見直し
3.テレビ時間を再認識してもらおう
一つずつ詳しく見ていきましょう。
便利アイテム
物理的な方法になりますが、テレビのコンセントにタイマーを付けちゃう方法です。時間になると自動的にテレビが消えるので「テレビ時間が終わった」と認識できるんですね。
例えば、わざわざ子供のテレビの時間を親が気にしていなくても、決まった時間にはテレビが切れてしまうため、手間がかからず便利なんです。
とは言え、何も子供に何も言わずにテレビが消えてしまうと子供が怒ってしまうのが目に見えているので、何分テレビを見るのか約束しておくといいですね。
子どもと一緒に決めた時間にテレビが消えてしまうのであれば、お互いに納得できそう。
タイマー機能だけだと、テレビ本体にあるオフタイマーでも可能なんですが、それだけでなく、「消費電力」も分かるものもあるため、これだけ電気を使っているのだと子供自身に認識してもらうこともできエコにも役立ちますよ。
約束(ルール)の見直し
コンセントタイマーを買ってまでは気が引けるな、という方には、テレビの見る時間を再度子供と話し合い、決めてみましょう。
なるべくなら、子供自身でテレビの見る時間を決めてみるのが良いでしょう。
なぜなら親に決められた時間だと、子供が納得できない事が多いからなんです。
とは言え、あまりにも長いテレビ時間を子供に決められたら困る、という方におすすめの方法があります。
寝る時間を親が決め、そこからテレビ以外に必要な時間を差し引き、残った時間で子供に決めてもらいましょう。
詳しくは下記の通りになります。
1.寝てほしい時間を親が提言する。
2.ご飯の時間やお風呂の時間、宿題の時間、その他必要な時間を書き出す。
3.寝てほしい時間から、先ほど書き出した時間を差し引き、余った時間を子供に伝える。
4.余った時間の中から子供に決めてもらう。
5.両者納得した時間になる。
具体的な時間を例で当てはめてみると、下記の具合になります。
1.例えば、寝る時間を21時半に設定。
2.お風呂30分、宿題60分、ピアノの練習時間30分など【合計2時間】
3.帰宅17時 夕飯18時~18時半 就寝 21時半帰宅から夕飯まで:1時間 夕飯後:3時間 【合計4時間】
2で出した必要時間を差し引き、残り2時間がテレビ時間可能枠に。
4.テレビ時間は0分~最高2時間の間になる。※あくまでも大まかな目安の決め方なので、ざっくりでお許しください。
上記のような方法ですと、子供もやらないといけない事も把握できますし、テレビの時間も確保されますよね。
こういった話し合いの方法で、テレビ時間の約束をもう一度決め直してみてはいかがでしょうか。
見える所に貼ってあることで、自分で決めたテレビ時間を忘れることはありません。
テレビ時間を再認識してもらう
テレビ時間は、子供が大体1時間は見たな、と思ったらその都度、子供に見た時間を伝えてあげることをおすすめします。
ほとんどのお子さんは、テレビの時間を意識することなく何となく見ていることが多いからです。
意識せず見ていると時間感覚がなくなってしまいますよね。
「知ってるよ!」と返されても、気にせず笑顔で「そう?良かった^^」と返しましょう。
子供が見た時間を子供自身が自覚することで、テレビ時間を管理する第一ステップになりますよ。
【子供のテレビ見過ぎ問題】時間制限しすぎると余計に見たくなる
テレビ時間を親がきつく制限してしまうと、子供は反発して余計にテレビを見たくなってしまいます。大人だって「これはしてはいけない!」と規制されると、疑問を抱きますし、正当な理由がないと反発しますよね。
子供も同じだからです。
「テレビの時間が長くて見過ぎになっている」ということは正当な理由になりますが、子供はまだ幼いからこそ、納得出来ないこともあるんです。
頭では分かっても、心が受け入れられないっていう事なんですね。
例えば、宿題を学校から帰ってすぐしなかったからと言って、「宿題しなさい!」と何度も何度も口を酸っぱくするくらい言ってしまうと、子供は逆に嫌になって始められないなんて事ありますよね。
なので、子供がテレビを見過ぎだからといって時間をきつく制限してしまうのは、かえって逆効果になってしまうんです。
できるなら、過去の自分に伝えたいです。
【子供のテレビ見過ぎ問題】夢中になれるものを探そう
子供がテレビ以外に何か夢中になれるものを見つけられたら自然とテレビの見過ぎもなくなります。テレビよりも魅力的だと子供自身が感じる事で、そちらを自分から率先して行うからです。
とは言っても、子供が夢中になれる事なんてなかなか見つけられないよ、という方もいるかもしれません。
そんな時は、親が子供の好きそうだなと思った事を更に深く、たくさんさせてあげる事で、夢中になれるものを探していくといいですよ。
例えば、子供がよく見ている本があれば、同じ種類の本を買ってあげたり、同じ遊びをしていたら、一緒に遊んであげたり、その遊びの話を聞いてあげたり、とかですね。
また子供と一緒にテレビを見てみて、子どもの好きなものを知ったり、ヒントを探してみることもいいかもしれません。
そうする事で、楽しい!が倍増していって、夢中になれるものを見つけられるかもしれませんよ。
まとめ:子供のテレビ見過ぎは親子のコミュニケーションが大切
今回は子供のテレビ見過ぎ問題について、3つの改善策をご紹介しました。
親子のコミュニケーションを取ることでお互い歩み寄って考えられたらいいですね。
そのうちに子供達も大きくなり、テレビからネットに変わっていくのでしょうが、今回の改善策も通じる点があったかと思います。
また、年齢が大きくなるにつれ、興味の幅が広がり、テレビ以外の時間も増えてくることもありますよ。
ではまた!
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